倉敷市新倉敷駅前の木造建築工事業「メグハウスファミリアグループ」が、1月19日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したうえで、近く岡山地方裁判所倉敷支部に自己破産の申し立てを行う見通しであることが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。負債額は2023年4月期末時点で、約9億3400万円とみられています。

帝国データバンク倉敷支店の発表によりますと、同社は2005年5月に設立された木造建築工事業者です。当初は住宅の外壁塗装、リフォーム工事を手がけていましたが、2015年に「MEGHOUSE」の名称でローコストの戸建住宅の建築工事に参入しました。

2020年2月に「MEGHOUSE岡山店」をオープンするなどして事業を拡大。2016年4月期に約1億7000万円だった年売上高は、2021年4月期には約11億円にまで増加していたということです。

しかし、外注施工率が高く、利益の蓄積が乏しい状況が続いていました。さらに分譲開発などに伴う借入金が膨らむなか、経費削減などの合理化に努めていましたが、新型コロナの影響でリフォーム案件を中心に受注が減少する一方で、取引先への支払い遅延が発生していたということです。

2022年5月には、JR岡山駅前に高級家具店をオープンしたものの軌道に乗らず、1年足らずで閉店したほか、社有不動産が倉敷市などから差し押さえをうけるなど事業環境が悪化し、事業の継続が困難な状況に陥っていたということです。

負債は、2023年4月期末時点で約9億3400万円ということですが、その後大きく変動している可能性があるとしています。

岡山放送
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