トランプ大統領が領有に意欲を示すデンマーク自治領グリーンランドをめぐり、自治政府の首相は22日、「主権はレッドラインだ」と改めて強調しました。
グリーンランド自治政府のニールセン首相は会見で、アメリカ側が武力行使を否定したことを歓迎し、適切なルートを通じた「敬意ある対話」が見えてきたとして、対話の進展に期待を示しました。
一方で、「主権や領土の一体性、国境、国際法の尊重は譲れないレッドラインだ」と強調し、今回の問題は二国間の交渉にとどまらず、世界秩序や国際法の原則に関わるとの認識を示しました。
また、資源をめぐる協力については「議論は歓迎する」としたうえで、開発を進める場合でも、グリーンランドの法律と高い環境基準を満たすことが前提だと訴えました。
アメリカ側が具体的に何を求めているのかは、今後、ハイレベルの作業部会で整理していくと説明しました。