1日に与えた食事は茶わん1杯分のご飯だけ。
実の姉を監禁、そして日常的に暴行を重ねた末、多額の金を奪ったとみられる女とその夫が逮捕されました。
夫婦は姉を洗脳状態に陥らせていたのでしょうか。
長い髪をなびかせながら、うつむきがちにカメラの前に現れた女。
監禁と強盗致傷の疑いで逮捕された千葉・松戸市のアルバイト・市川奈美容疑者(45)です。
そして、奈美容疑者の夫で38歳のアルバイト・陽崇容疑者もともに逮捕されました。
2人が監禁したとみられるその相手は、奈美容疑者の6歳上の実の姉Aさん(当時48)でした。
松戸市内の閑静な住宅街の中で、2022年11月ごろから翌年3月まで約5カ月にわたって続いていたとみられる姉への監禁や暴行。
警察によりますと、2023年3月には妻の奈美容疑者が、実の姉Aさんの両足を押さえ、夫の陽崇容疑者がAさんの腹部を複数回蹴ったといいます。
さらに、包丁を差し向け、「俺の代わりにお前の足を切って渡すから足を出せ」とAさんを脅したという陽崇容疑者。
この日、陽崇・奈美容疑者夫婦は姉である被害者Aさんに80万円を出すよう要求していたといいます。
夫婦が5カ月間でAさんから奪った総額は数千万円に上るとみられています。
近隣住民によりますと、容疑者夫婦は頻繁に車を買い替え羽振りのいい様子だったということです。
近隣住民:
ちょっと前まで外車を2台乗られていたんですけど、挨拶もされないので皆さんと関わりたくないんだなという感じがした。お子さんもいらっしゃらないので余計かと思いますけど。
5カ月にわたる被害の後、被害者のAさんはLINEで関係者に助けを求め、容疑者である妹夫婦宅から逃げ出しました。
その際、肋骨(ろっこつ)骨折や頭部打撲など全治1カ月の重傷を負っていたといいます。
監禁中、暴行だけでなく、1日にご飯を1杯だけしか与えないなどの食事制限も行い、Aさんを洗脳状態に陥らせていたとみられる陽崇容疑者と奈美容疑者。
警察の調べに対し、陽崇容疑者は「殴ったり蹴ったり、監禁はしていない」と奈美容疑者は「事実と違います」と、それぞれ容疑を否認しているということです。