この冬”最も強く長い”寒波、山陰地方では21日夜から22日午前にかけてピークを迎え、朝の最低気温が各地で氷点下となる厳しい寒さとなりました。
寒気は23日朝にかけても残り、大雪と低温に注意が必要です。

杉谷紡生記者:
「午前8時の鳥取駅前です。雪は降ったりやんだりを繰り返しています。道路を見てみると、車で踏み固められて固くなっているのが確認できます」

強烈な寒波で22日朝は平地でも積雪、鳥取や松江で7センチを記録しました。

街の人:
雪の中を出勤するのが大変で、車も混んでいて大変でした。

今回の寒波は大雪に加え、厳しい冷え込みももたらしました。
最低気温は、鳥取で-1.2℃、米子で-1.9℃など、山陰両県のすべての地点で氷点下を記録しました。

観光客:
「神奈川から来ているのでとても寒いです。雪が積もっていてとても怖かったです」
「寒くてこちらに来てからカイロとかを買いました。よく踏みしめながら歩いています」

最低気温は-1.6℃と、この冬一番の冷え込みとなった松江市。
不慣れな雪と凍える寒さの中での観光です。

この雪と厳しい寒さは日中も。
鳥取県と隠岐に出されていた大雪警報は、22日午前に解除されましたが、日中も局地的に激しく雪が降りました。
鳥取市では、午後1時までの4時間に積雪が急増し、一気に20センチに達しました。

この雪の影響は交通機関にも。
鳥取空港は、激しい吹雪で一時ホワイトアウト状態になり、羽田便が全便欠航しました。
出雲空港でも隠岐便と、名古屋便の一部が欠航しました。

一方、JRでは鳥取と関西を結ぶ特急を中心に運休や部分運休が相次ぎました。

JR利用客:
「岡山を経由して愛知県まで、バスも止まったので車で津山まで送ってもらう」

「(北栄町の)青山剛昌ふるさと館に行く予定だったけど…どうしようかな」

またスリップ事故も相次ぎ、21日から22日朝にかけて島根県で85件、鳥取県で49件発生しています。

1月23日は空の便で鳥取発羽田行きの第1便で欠航が決まっています。
一方で、JRは始発から通常どおり運転される予定です。
引き続き、交通機関への影響にご注意ください。

今回の寒波はいつごろまで続くのか、気象予報士の山根さんの解説です。

気象予報士・山根収:
強い寒気のピークは過ぎましたが、山陰地方では23日明け方まで引き続き警報級の大雪に注意が必要です。

今回の寒波をもたらした寒気。
上空約1500メートルの気温が氷点下12℃以下の強さでした。
この寒気が、23日夜にかけて北上する見込みです。
大雪の可能性は低くなりますが、氷点下6℃以下の寒気に覆われて平地でも依然として雪が降りやすい状態が続くでしょう。

22日夜は依然として一時的に降り方が強まるおそれもあり、23日夕方までの24時間降雪量は、多い所で平地が25センチ、山地で40センチと予想されています。
23日日中には雪の降り方が小康状態になりますが、24日から25日にまた寒気が南下すると予想されるため大雪に注意が必要なほか、2月初めにかけて冬の寒さが続く見込みです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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