1月23日召集される通常国会の冒頭で衆議院を解散することを表明している高市総理。
異例の超短期決戦となる今回の衆院選の影響はさまざまなところにでています。
沼津市選挙管理委員会・大里建一郎 事務局長:
事務手続きではなく、今回の準備期間が短く、公示日までにすべての有権者に(投票入場券が)届くのは困難だった
21日、沼津市は期日前投票が始まる28日までに投票入場券が有権者に届かないと発表しました。
郵便局に26日に持ち込み29日から順次配達されるということです。
ポスターに開催中止のシールが貼られたのは2月8日に開催予定だった富士宮駅伝です。
1951年に始まり2025年まで75回開かれきた歴史ある大会には、これまで箱根駅伝の出場校も参加しています。
2026年は県内外から204チームが参加する予定でしたが、衆院選の投開票日と重なり富士宮市はスタッフの確保や警備など両立は難しいと判断し大会の中止を決めました。
富士宮市スポーツ振興課・望月聖功さん:
(去年)7月に実行委員会を立ち上げて、安全に盛大に行われるように準備をしてきた。協力してもらった人たちには大変申し訳なく思っていて、その分来年、一層盛大にこの大会を開催できたらと
異例の超短期決戦への対応に追われているのは自治体だけではありません。
大村秀行 記者:
突如として動き出した解散・総選挙を受けて印刷会社も対応に追われ大忙しです
浜松市中央区に本社を置く「中部印刷」。
選挙用ポスターなどの印刷を受注していて目前に迫った選挙に対応するため21日も急ピッチで作業が進められていました。
中部印刷・河野真吾 営業本部長:
けさデザインがOKになったものをすぐに印刷している。もう時間がないので、やれることをやるだけ
この会社に注文が入り始めたのは15日。
高市総理が与党幹部に解散を伝えた16日に注文が殺到し、候補者ポスターや政党ポスター、さらには政策ビラなどそれぞれ1千枚以上印刷します。
ロゴやキャッチフレーズなどの変更も重なりデザイン担当者は休日返上で対応し、ようやく印刷する段階になっているということです。
中部印刷・河野真吾 営業本部長:
長年選挙の仕事を受けているが(納期は)過去最短
水に強く破れにくい特殊な紙が使われる選挙用のポスター。
全国的にも資材不足の状態である程度の在庫を抱えていたこの会社に県外からの注文も入っていました。
今回の選挙戦に関する大量注文は「うれしい悲鳴」ばかりではないようです。
中部印刷・河野真吾 営業本部長:
特に選挙の物は候補者の顔色など非常に気を使う。他の仕事にも影響が出るのでもう少し時間をもらえるとありがたい
様々なところで対応に追われている今回の選挙戦。
衆議院は23日開かれる通常国会の冒頭で解散し、衆院選は27日に公示され2月8日に投開票が行われます。