40年近く前に富山県の住宅供給公社が宅地造成を行った富山市月岡の住宅団地で、管理されていない下水道管が埋まっていることがわかりました。
県は下水道管の腐食が陥没事故につながる可能性もあるとして「適切に対処したい」としています。
富山市上下水道局によりますと、問題の下水道管が埋まっているのは、富山市月岡西緑町の住宅街で家屋の下にも埋まっているということです。
地下3メートルあたりに口径20センチほどの管が10本埋まっていて一度も使われた形跡がなく、異常な流入量があった下水設備を調査したところ把握・管理されていなかった管が見つかったということです。
*30年前から住む住民は
「すごく不安。町内から何の連絡もない。早く調べてほしい」
「月岡西緑町」は1989年ごろ県の住宅供給公社が宅地造成し、下水道などの管理が富山市に移管されましたが市は、問題となっている下水道管について移管された事実はないとしています。
*富山市上下水道局・井山哲男課長
「敷設してから40年以上経過している。(配管の)老朽化は進んでいると考えている。(県には)早期の解決を求めている」
県は、現時点で、下水道管の破損や腐敗は見つかっておらず、「陥没の可能性は極めて低いが、将来的にゼロではない」とし、今後、再調査して住民への説明会を開くことにしています。
*新田知事
「スピード感をもって調査を進め、全容を解明し、それを住民の皆さんに説明する。応急処置をした上で、対策方法を決めていく。適切に対処したい」