ゴキブリの駆除などの依頼者に「クーリングオフはできない」とウソをついた疑いで、男2人が逮捕されました。身近に潜む、暮らしのトラブルの実態とは。
15日、愛知県警に逮捕され、自宅から連行される神戸市の自営業・石坂翔太郎容疑者(34)。そして中学時代の同級生・立山健斗容疑者(34)。
害虫駆除などを訪問販売で契約した愛知県内の男女2人に、法律で認められている「クーリングオフ」はできないとウソの説明をした疑いが持たれています。
押収された契約書には、ゴキブリ駆除にかかる総額が22万円と記載されています。
2人は「ハウストータルサポート」や「ハウスイノベーション」と名乗り、夏場は害虫駆除、冬場は水道修理の訪問販売をしていましたが、警察などへの相談が、去年11月までの2年間にあわせて64件寄せられていたといいます。

(リポート)
「『愛知 ゴキブリ駆除』で検索すると、上位に『ハウストータルサポート』のサイトが出てきます」
2人は、検索ワードに関連したサイトなどを上位に表示する「リスティング広告」の仕組みを悪用。
ホームページ上では「最低価格 8800円〜」などと謳いながら、出張代や深夜料金などの名目で高額な料金を請求し、本来はクーリングオフに該当する契約でも、解除に応じていなかったとみられています。

名古屋市消費生活センターの課長:
「(検索結果の)上位に表示されているからといって、必ずしも信用できないということはないと思いますが、そういった仕組みも理解しておくことが大事なのかなと。『最低価格 数百円~』というような表示がある場合は、注意が必要なのではないかなと」
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、おととし6月以降、少なくとも6500万円の売り上げがあったとみて、余罪を調べています。