名古屋市の熱田神宮で毎年1月15日恒例の「歩射神事」が行われました。

「歩射神事」は6人の神職が的に向かって矢を放ち、豊作と厄除けを祈る、江戸中期から続く厳かな神事です。

 最後の矢が放たれ、神事が終了すると、参拝者が一斉に走り出します。

 的の中央に取り付けられた「大千木」と呼ばれる木片は、厄除けのお守りと伝えられ、周りの「千木」とともに争奪戦に。

 今年、大千木を勝ち取ったのは、愛知県碧南市の会社員・田中浩之さん(38)で、この日のために、自宅の庭で30mダッシュを繰り返してきたそうです。

田中さん:
「昨年、プライベートでたくさん涙を流したので、今年は本当にうれし涙を流したいです。一番は幸せになりたいです」

 一方、千木を巡っては膠着状態で、両者が一向に譲らず、最後はじゃんけんで決めました。

千木を獲得した人:
「今年結婚するので、絶対に離せなかったです」

 的自体や背後の藁にも十分ご利益があるそうで、分け合って持ち帰っていました。

東海テレビ
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