三重県で15年ぶりに鳥インフルエンザの感染が確認され、不安が広がっています。

 津市内の養鶏場で12日、「いつもよりニワトリが多く死んでいる」と通報があり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの感染が確定しました。

 三重県は13日午前9時から、ニワトリおよそ2万5000羽の殺処分を開始しました。14日夜までに終えて敷地内に埋める予定です。

 東海3県では今シーズン初、三重県では15年ぶりとなる鳥インフルエンザの感染確認。三重県内にある別の養鶏場の衛生管理担当者が、取材に応じました。

三重県内の別の養鶏場の衛生管理担当者:
「いつ自分のところで出てもおかしくないと思っています。感染の原因が分からないので、どうしたらいいのか分からない」

 自身が働く養鶏場では感染の確認は一度もありませんが、不安がつきまといます。

 この担当者によると、一度感染が確認されれば、殺処分から消毒の完了までは2〜3カ月は要すると言います。そこから新たなニワトリを飼育して再出発するのは、途方もない道のりです。

 日頃から、ニワトリを管理する従業員以外は鶏舎に入らない、野鳥も入れない、消石灰をまく、車や靴底の消毒徹底など、これ以上ない厳重な対策を取っていると言いますが、相手はウイルスです。

三重県内の別の養鶏場の衛生管理担当者:
「どこの農場さんも嫌になるほど対策をやっていると思うんですけど、それでもこれだけやれば大丈夫という確証はないので。最近は(感染経路が)ハエとかほこりという話も出ていて、『もう無理じゃん…』って。うちで出たら1年では元に戻らない」

東海テレビ
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