熊本市で男子中学生が暴行を受けている様子が撮影され、その動画がSNSで拡散されている問題の続報です。
暴行を加えた人物は県内に住む男子中学生で、この生徒が通う中学校では12日、保護者会が開かれたことが分かりました。
この問題は1月、熊本市中央区で男子中学生が別の男子中学生から顔を殴られたり頭を蹴られたり首を絞められるなどの暴行を一方的に受けている様子が撮影され、その動画がSNSで拡散されているものです。
SNSでは暴行を加えている生徒が通う中学校を特定するような書き込みも…。
県内の自治体の教育委員会は13日、暴行を加えていたのが管内の中学校に在籍する生徒だと明らかにしました。
また、この中学校では12日、臨時の保護者会を開催。教育委員会によりますと、学校側が現状を説明し、不安を感じさせていることに対しおわびしたということです。
また、今後、生徒の心のケアのため、スクールカウンセラーを配置するとしています。
参加した保護者の1人はTKUの取材に、「事実かどうか分からない中で情報が拡散されているので不安だ」と話しています。
また、警察も関係者から話を聞くなどして捜査を進めています。
この問題をめぐっては、熊本市の大西 一史 市長が自身のSNSアカウントでニュース記事を引用し、「暴力は絶対にあってはならない」と投稿。
熊本市内の学校に通う生徒が現場にいたとする情報なども拡散されていて、市の教育委員会も「確実な情報が把握できたら学校や警察などと連携して対応したい」としています。
中高生による暴行動画の拡散は全国的にも問題になっていて、文部科学省は14日、都道府県や政令指定都市の教育長を対象にオンラインでの会議を開き、対応を協議するとしています。
また、被害生徒の保護者は先ほど、警察署に被害届を提出したということです。