急浮上した“早期解散論”。高市早苗総理は、1月23日召集予定の通常国会冒頭で衆議院を解散するとの見方が出てきた。福島県関係の議員も臨戦態勢となっているようだ。
■福島1区
次の選挙で5期目を目指す福島1区選出の立憲・金子恵美議員。「国民生活を考えずに党利党略これを優先した形で解散をしようとしているんじゃないかという風に思いますし、自分らしく、しっかりと今まで通り主張すべきことを主張しながら頑張っていきたいと思います」と話す。
対する自民党は、まだ福島1区の候補者を決めていない。福島県連の鈴木幹事長は福島1区について「選任作業を急いでいる。今週中にも話を進めていきたい」とする考えを示した。
■福島2区
2024年10月の前回選挙。福島2区で敗れ比例復活で初当選した自民・根本拓議員は「政治空白というか、期間が空いてしまうことの弊害を最小限にした上で、長い目でみたときに政策をより、今までよりスピーディーに進められるにしたいなと思っております」と話す。
対する当選11回の福島2区選出の玄葉光一郎議員は「副議長という立場上、解散の是非や受け止めについてコメントは差し控える」としている。
■福島3区
また、立憲民主党の県連代表を務める福島3区選出の小熊慎司議員は「総理はそもそも景気対策物価高騰対策を最優先と言っていた中ですから、この矛盾が露呈した形。党利党略と言われても批判のそしりは免れない今回の解散になると思う」と話す。
前回、敗れた福島3区で次回も立候補を予定する上杉謙太郎元議員は「準備はスタートしている。前回は突貫工事の選挙戦だったので、今回は余裕を持って進めていきたい」と強調した。
■福島4区
一方、福島4区選出の自民・坂本竜太郎議員は、前回接戦を制し初当選を果たした。「新年始まって早々なので、正直驚いている。福島の復興のためには、あらゆる皆さん方のお力を賜って、さらに前進を続けてまいりたい。それに尽きる」と話した。
次の選挙でも議席を争うことになる立憲・齋藤裕喜議員は「生活が良くなっていないことは事実でありますので、その辺をしっかりと重く受け止めていただいて、今後の国政にどう取り組んでいくかが重要だと思っています」と語った。
■県連組織も調整急ぐ
さらに次の衆院選をめぐっては、政党の県連組織も調整を急いでいる。
自民党県連は、連立政権から離脱した公明党との関係について「今後協議して協力をお願いしていきたい」とする考えを示した。
一方、公明党県本部の伊藤達也幹事長は「解散となればしっかりと戦いを進めていきたい」と強調とした上で「県内各4選挙区につきましては、人物本位で今後検討していきたいと思っております」と話す。
また、立憲民主党県連は、足並みの乱れから“凍結”となっている主要な支持団体「連合福島」との関係修復を急ぐ方針で、宮下雅志幹事長は「非常にタイトな日程の中でこれから取り組むことになると思うが、そこは全力で取り組んでいきたい」と語った。
■そのほかの主要政党
日本維新の会県総支部は「現時点で独自候補の決定には至っていない。改革姿勢を共有できる候補者がいれば、推薦を含めて柔軟に検討していく」としている。
参政党県連は、福島県の候補者はまだ決まっていないが随時、選定を続けているとしている。共産党県委員会は、福島1区は金子恵美議員を応援し、福島2区から4区については候補者の擁立を検討する方針。
国民民主党県連は「県内のどこかの選挙区で候補者を擁立させたい。急いで間に合わせたい」としている。
日程として浮上しているのは、1月27日公示・2月8日投開票と、2月3日公示・2月15日投開票。高市総理がどのように最終的に判断するのか、今後の行方に注目だ。