寒い冬にエアコンの暖房機能を使うという人も多いと思いますが、雪の日にエアコンの効きが悪いと感じたことはありませんか。その原因は家の外にあるかもしれません。冬にエアコンを使う際のポイントを取材しました。
取材に訪れたのは、新潟県三条市の暖房機器などを製造するメーカー。
【コロナ空調商品開発グループ 豊田竜さん】
「(Q.エアコンから温風が出にくいと感じることがある)雪が降る季節になると、家の外に原因があることも」
エアコンの開発を担当する豊田竜さんの案内で外に出ると…
【コロナ 豊田竜さん】
「室外機の周りに雪がたくさん積もっている状態。吹出口の周りに雪があると、吸い込んだ風がうまく排出されず、エアコンの効率が悪くなる原因に」
室外機が雪に埋もれ、空気の吸い込みや排出がスムーズに行われなくなると、暖房能力の低下や故障の可能性があるといいます。
【コロナ 豊田竜さん】
「(Q.除雪の目安は)雪の高さが30~40cm積もったところでやるのがいい。室外機の周囲30cmを空けるような感覚でスコップなどでやってもらうといい。ただし、室外機の周辺はスコップでやると部品等が傷ついて破損や不良の原因になるので、室外機の周りは手で取ることをおすすめしている」
除雪の際には屋根からの落雪に気をつけるほか、エアコンの電源を切り、プラグを抜くのを忘れないようにしましょう。
【コロナ 豊田竜さん】
「除雪しているとき雪を巻き込んでしまい、それが室外機から出て目に入るなどの危険があるので、動いていないときにやるのをおすすめしている」
そして、電気代の高騰が気になる中、効率的にエアコンを使用するためのポイントも聞きました。
【コロナ 豊田竜さん】
「エアコンは暖めるときに一番力を使って消費電力が上がるので、スタートは風量を自動にして、ルーバーを下向きにして使うことをおすすめしている」
また、部屋が寒いうちはファンヒーターと併用するのも効果的。
ただ、燃焼不良のおそれがあるため、ファンヒーターはエアコンの風が直接当たらない場所に設置するよう注意を呼びかけています。
【コロナ 豊田竜さん】
「ファンヒーターも使いながらエアコン等も使って効率よく暖房してほしい」
暖房機器をうまく活用し、寒い冬を乗り越えましょう。
紹介したほかにも2週間に1回を目安に、こまめなフィルターの掃除も効率的なエアコンの活用につながるということです。