2026年の米価格は安くなるのか。
9日午後、農林水産省が年末年始にスーパーで販売されたコメの5kgあたりの平均価格を発表しました。

価格は4416円と年末最後の価格から93円高くなり、初めて4400円台に突入し、またもや最高値を更新。
新年を迎えてもなお米の高騰は続いていました。

こうした中、連日お客さんが訪れているのが、おにぎりの食べ放題です。

できたてほやほやのおにぎりにのりを巻いて、ぱくり。茨城・常総市のおにぎり専門店「お結び家 縁」では、地元産コシヒカリを使った40種類以上のおにぎりが1000円台で何個でも食べ放題。

店の常連だという女性2人組は「(Q.何個食べた?)このまえが11個?数は挑戦しない。お総菜も楽しみつつ、おにぎりも楽しむ」と話しました。

おにぎりだけでなく総菜やみそ汁も食べ放題。

店主・倉持照男さん:
一番食べた方で27個。予想以上だった、赤字です。とにかくお客さんに来て喜んでもらい、多少利益率が低くても。

コメの仕入れ値が上がる中、使い捨ての紙コップや紙皿を使い費用を削減。

黙々と食べ続ける男性は、何とおにぎり20個を完食。
男性は「コメが高い中、食べ放題って考えられない。大満足、安いしまた来たい」と話していました。

米高騰が続く中、うれしい食べ放題は大手回転寿司チェーンにも。

「かっぱ寿司」では、“新年のごちそう初め”と題した食べ放題を2月4日まで全店舗で開催。
中トロやイクラなどの高級ネタをはじめ、サイドメニューやデザートなど約100種類のメニューが食べ放題で楽しめます。

ここぞとばかりに好物のサーモンを食べ続ける男性もいました。

訪れた人は「外食も物価高で控えている部分あったので、食べ放題があって、お得に食べられてうれしい」「お米も高いし、(食べ放題なら)好きなだけ自分が食べたいのを食べる」と話しました。

日本人の主食の米ですが、2026年は手に入りやすくなるのでしょうか。

宇都宮大学・松平尚也助教:
今後、コメの相場はさらに下がっていくんじゃないかという見方が強まっている。1月から3月にかけて数百円下がっていく見通しで、4000円前後くらいになるか。

8日、コメの取引業者などで作る団体は、向こう3カ月間の米価格について、下落する予想がさらに強まる見通しだと発表しました。

宇都宮大学・松平尚也助教:
コメの在庫が増えてきている状況で、コメが高いことで販売量と消費量が落ち込んで、関係者は危機感を募らせている状況。今年の春から夏にかけて3000円台後半に少し落ち着くという見通しもでてきている。