「餃子の王将」の運営会社の社長が射殺された事件で2回目の公判が開かれ、事件現場に落ちていたタバコを発見した警察官などへの証人尋問が行われました。

特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部の田中幸雄被告(59)は2013年、何者かと共謀し 王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(当時72)を射殺した殺人などの罪に問われています。

去年11月の初公判で、田中被告は「私は決して犯人ではありません」と起訴内容を否認しました。

9日の公判では検察側の証人尋問が行われ、事件現場に落ちていたタバコを発見した警察官が「フィルターが汚れておらず新しいタバコだと感じた」と証言しました。

検察側は冒頭陳述で、事件現場に落ちていたタバコの吸い殻に付着したDNA型が、田中被告のものと一致したとしていて、こうした状況証拠を積み上げて犯行を立証する方針です。


一方で、反対尋問で弁護側がタバコを吸った際にでる白い灰を現場で見たかについて訪ねると、警察官は「見えなかった」と証言しました。

弁護側は、検察側が示す状況証拠のいずれもが犯行の決め手になるものではないとして、無罪を主張しています。

公判は12回にわたって行われ、ことし10月に判決が言い渡される予定です。

関西テレビ
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