冬休み明けの生活リズムの乱れから「正月病」を訴える人が増えている。医師は、自律神経の乱れが原因とし、朝8時までに起きて日光を浴びることを推奨。カウンセラーは「半分・人並み・普通・平凡・ほどほど」の「はひふへほ」を合言葉に、無理せず日常に戻るよう助言している。

冬休み明けの「正月病」に注意

年末年始をはさんだ長い休みが明けた今、東京・北区のいとう王子神谷内科外科クリニックでは、ある症状を訴える人が増えていた。

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いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
夜は早く寝られています?

患者:
なんとなく起きている。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
(生活の)リズムが乱れた?

患者:
そうですね。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
体のキレが悪い、だるいという感じはひょっとすると、いわゆる「正月病」みたいなものかもしれません。    

院長が指摘したのは「正月病」だ。患者本人に話を聞くと、生活リズムの乱れを口にした。

患者:
家にいる時間が長いから運動不足とか、夜更かししたり(生活の)リズムが遅寝遅起きというか(生活の)リズムは狂います。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
「正月病」というのは、具体的にはまず頭が重い感じがするとか、肩や首のコリ、それからお腹の不調、吐き気や食欲不振。こういった自律神経を介した心や体の乱れとなって起こってくる症状です。

「五月病」ならぬ「正月病」。ゴールデンウィーク明けにかかりがちな五月病とは、何が違うのか。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
五月病に類似してくるものの、五月病プラスアルファの冷えも加わってくるので注意が必要です。特にここ数日間は冷えと乾燥が進んでいるので。

また五月病は、学生や働き盛りの若年層に多く見られるが、「正月病」はどの年齢層がなってもおかしくないという。 

心身の乱れを整える「幸せの合言葉」   

そんな「正月病」、対策はあるのだろうか。    

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
ウルトラCみたいな薬があるわけではないが、朝日を適切な時間帯に浴びるということが、体のストレス緩和、幸せホルモン・セロトニンの構成に関わる。遅くとも8時に起きて、いつもの生活に数日かけて戻していくということが大事です。    

一方、産業カウンセラーの渡部さんは、正月病の克服に向け、ひとつの「合い言葉」を推奨している。

産業カウンセラー・渡部卓さん:
よく「幸せのはひふへほ」という言葉を紹介しているが、はひふへほの「は」は「半分でいい」。「ひ」は「人並みでいい」。「ふ」は「普通でいい」。「へ」は「平凡でいい」。「ほ」は「ほどほどでいい」という言葉です。なかなか今難しい時代の中で「半分・人並み・平凡」と考えるのは難しいことです。「幸せのはひふへほ」を参考にしていただけるといいかと思います。
(「イット!」1月8日放送より)

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