中国政府は6日、軍事転用が可能な軍民両用製品の日本への輸出を全面的に禁止すると発表した。
具体的な品目は明らかにされていないが、ハイテク製品の生産に欠かせないレアアースが対象に含まれる可能性もある。
そして中国は今、韓国に急速に接近している。

レアアース輸入の大半を中国に依存

高市総理の「台湾有事」を巡る発言に猛反発する中国が、新たな対抗措置を打ち出した。
軍事転用が可能な軍民両用製品の日本への輸出を全面的に禁止すると発表したのだ。

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中国が突如発表した、日本への輸出規制の強化。

中国側は具体的な品目を明らかにしていないが、希少な鉱物資源「レアアース」が輸出禁止の対象となる可能性もある。

スマートフォンや電気自動車に不可欠な、磁石や電子部品に使われている「レアアース」。

日本の独立行政法人の調査によると、2024年のレアアースの輸入先に占める中国の割合は71.9%で、輸入の大半を中国に依存している。

レアアースの輸出が規制された場合、生活にどう影響するのか。専門家は…。

野村総合研究所   エグゼクティブ・エコノミスト  木内登英さん:
まずレアアース自体の価格が上がると思いますし、EV(電気自動車)とかスマホなどが、買うことができたとしても値段がかなり上がってしまうということが起こってくる。物価高が加速する可能性が出てくると思いますね。

木内氏は、レアアースの輸出規制が「3カ月間」続いた場合、日本の経済損失は約6600億円と試算している。

中国の発表を受け7日、木原官房長官は…。

木原官房長官:
我が国のみをターゲットにした今回の措置は、国際的な慣行と大きく異なり、決して許容できず極めて遺憾。

これに対し、中国政府は…。

中国外務省  報道官:
中国は法と規則に基づき、措置を講じている。これは完全に正当かつ合理的で合法である。

中国製スマホで両首脳が自撮り

その中国が、急速に接近しているのが韓国。

中国の習近平国家主席は5日、韓国の李在明大統領と北京で会談し、日本との歴史問題で連携を呼びかけた。

さらに、両首脳による、こんな場面も…。

李在明大統領:
お願いがあるんです。写真を撮ってもいいですか?

習近平主席:
自撮り? いいよ、撮ろう。

ご機嫌な様子で自撮りに応じた習主席。

李大統領が手にするスマートフォンは2025年、習主席が韓国を訪問した際にプレゼントしたXiaomi(シャオミ)製。

習近平主席:
撮影技術いいね(笑)

李在明大統領:
前回頂いた携帯電話です。

習近平主席:
またお会いしましょう。

中国の“手厚いもてなし”は他にも…。

現在、4頭のパンダがいる韓国に、新たなパンダを貸し出す方向で協議を始めたのだ。
日本からいなくなるパンダが、韓国に新たに貸し出されるかもしれない。

さらに、エンタメでも…。

記者リポート:
北京市内の雑貨店です。入り口入ってすぐに、K-POPアイドルのグッズが並んでいます。

中国は、K-POPの解禁にも動き出した。

2016年、韓国が北朝鮮への対抗措置としてアメリカ製の迎撃ミサイルを配備したことに、中国は猛反発。

国内で、K-POPなど韓国のエンタメを事実上禁止していたが、今回の会談で解禁に向かう方向だ。

K-POPファン:
主に彼らは日本での活動が多いから、韓国や日本に行って見に行きます。

K-POPファン:
国が許可すれば、来てもいいと思います。来たら、機会があれば行きたいです。

韓国の李大統領は7日、記者との懇談の場で、「日本との関係は中国との関係と同じくらい重要だ」と発言。「日本と中国の緊張関係が解決することを望む」とも述べた。
(「イット!」 1月7日放送より)