神戸市で殺害された男子高校生の遺族が、加害者の元少年らに損害賠償を求めた訴訟で、元少年が家族に「『自分が犯人かもしれない』と家族に伝えた」と認めていたことが分かりました。
当時17歳の元少年(32)は神戸市で2010年、堤将太さん(当時16歳)を殺害した罪で、懲役18年が確定しています。
遺族は元少年と両親に対し、その責任を問いあわせておよそ1億4000万円の賠償を求める民事裁判を起こしていて、26日、結審しました。
先月の尋問では元少年が事件直後、「自分が犯人かもしれない」と両親に伝えた記憶があると説明したということです。
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判決は来年3月19日に言い渡されます。