上空に流れ込む強い寒気の影響で県内では北部を中心に雪が積もっていて、広島市内でも26日朝をピークに本格的な雪となりました。
26日朝の最低気温が0.2℃と今シーズン最も低くなった広島市中心部は、遠くの視界が遮られるほどまとまった雪が降りました。
全国的に冬型の気圧配置が強まり、中国地方の上空にも25日夜から冬の本格的な寒気が流れ込んでいます。
「今年初めての雪かき」
雪は北部を中心に積もっていて朝から雪かきに追われる人の姿もありました。
積雪は午前10時の時点で、北広島町八幡で13センチ、庄原市高野で9センチなどとなっています。
【市民は】
「結構降りましたね」
「三次の冬が来たかなという感じ」
寒気の影響は26日がピークとみられ、標高の高い山沿いを中心に夕方まで断続的に雪が降る見込みです。
JRでは芸備線の備後落合駅と三次駅の間で始発から終日、運転を取り止めています。このほか高速道路では山間部を通る中国道とその周辺に冬用タイヤ規制が発表されています。