クリスマスイブの24日、原宿の竹下通りを訪れる子供たちが今、夢中になっているのが『ボンボンドロップシール』です。
小学5年生:
ボンボンドロップシールっていうシールで、最近はいろんなお店に行っても、品切れとかが多くて。
小学4年生:
ぷっくりしていて、それがかわいいなって思っています。シール帳に貼って、シール交換して遊んでいます。
ボンボンドロップシール、通称“ボンドロ”は、まるで、あめ玉のようなぷっくりとした立体感と、つやつやした透明感が特徴のシールです。
ボンドロが販売されれば、あっという間に行列ができてしまうほどです。
SNSに投稿されていたのは、22日に大阪のキャラクターショップに行列ができている様子。
お子さんへのプレゼントでしょうか、並んでいたのは多くの大人たちでした。
友達や家族でシール交換を楽しめるとして子供たちの間で大人気となり、2024年3月の発売以降1300万枚売れるなど、社会現象となっています。
ヒットの一方で、人気に便乗した高額な転売も目立っています。
フリマサイトを見てみると、定価1点550円のシールは約5倍の値段で転売され、すでに売り切れていました。
さらに、問題となっているのが偽物の流通です。
男性は12月に15点以上のシールをフリマサイトで購入したところ、9点もの偽物が届いたとXに投稿しました。
商品の裏側に書かれた文字をよく見てみると、電話番号の「0」がアルファベットの「Q」に、建物名の「タワー」が「タフー」に、など誤字が交ざっていました。
こうした事態に、正規品を販売している業者では12月、本物と偽物を見分けるポイントをホームページに掲載し、注意を促しています。
製造元・クーリアの担当者:
中国語・韓国語・外国語のものなど、弊社の方にも消費者の方から通報があれば、随時対応しております。(フリマなどで)販売される方に関しては、ご注意いただきたい。