来年1月17日で阪神・淡路大震災から31年になるのを前に、神戸市で語り部活動を続ける人たちがイベントを開きました。
21日、神戸市長田区で阪神淡路大震災の体験を伝える語り部のグループがイベントを開きました。
グループの代表を務める市内の小学校教師・長谷川元気さん(39)は震災で母親と弟を亡くしました。
この自身の体験を語り続けています。
【長谷川元気さん】「ことしで震災から30年、来年で31年目を迎えます。震災の記憶や教訓が風化してしまうのではと懸念されていますけれども、自分が経験した生の体験を語ることが大切なのでないかと考えています」
長谷川さんたちの語り部の会は、震災から31年となる来年1月に向けて小中学校で講演会などを続けていく予定です。