新潟大学で12月18日、脳科学の研究などを行う新たな拠点施設『脳といのちのイノベーションハブ』の開所式が行われました。
【新潟大学 牛木辰男 学長】
「ここでは基礎医学と臨床医学が結びついて、産学連携・社会共創の場として育っていくことを祈っている」
今後、様々な機器や設備が導入される予定の『脳といのちのイノベーションハブ』。
現段階では、脳をー80℃の環境で冷凍保存するためのフリーザーや、脳内の病気や萎縮を発見するための脳の標本などが備わっています。
また、施設には研究室だけでなく、共同研究を行う企業などが入る予定で、大学の内外から知識や技術を取り入れることで世界有数の“ひとの脳を扱う研究施設”としての地位を確立したい考えです。
【新潟大学 牛木辰男 学長】
「国内外に共同研究を推進して、社会に貢献できる研究や世界に伍する研究ができる環境をつくっていきたい」
施設は必要な機器などが導入されたあと、来年2月ごろに利用が開始されます。