郷土について学んでもらおうと伊万里市の高校生から小学生に文化財であるカブトガニの幼生が引き渡されました。

この取り組みは、伊万里市の文化財「カブトガニ」について学び郷土愛を育んでもらおうと2008年から毎年行われているものです。

16日は、伊万里高校でカブトガニの飼育や研究などに取り組む「理化・生物部」の部員4人が牧島小学校を訪れ、5年生13人にカブトガニの幼生およそ150匹を引き渡しました。

また、高校生からカブトガニの身体のつくりや育て方を説明されたあと子供たちは顕微鏡を使って観察しました。

【児童】
「元気なカブトガニを放流できるように育てたい」
【伊万里高校理化・生物部 杉原慧祐部長】
「自分たちが親になったように飼育をしてほしい。大切にしてほしい」

カブトガニは、理化・生物部が今年9月にふ化させたもので、今後は、子供たちが交代で餌やりや塩分濃度の管理などを行い来年7月下旬に放流する予定です。

サガテレビ
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