年末を迎え、迎春準備が各地で行われています。11月に大規模火災が発生した大分県大分市佐賀関の地元の神社・早吸日女神社では有志など10人ほどが毎年恒例のしめ縄づくりを行っていました。
◆小野隆芳さん(82)
「(火災で)家が無くなった方が多いので、大変だと思うが幸せになるようにみんなで祈っていきたい」
しめ縄は専用の器具でワラの形を整え、1本ずつ手で編んで作ります。3日ほどかけておよそ30本を仕上げるということです。
また、早吸日女神社には火災現場近くにある椎根津彦神社のご神体が一時的に移されています。
椎根津彦神社でも新年を迎える準備のため、年末のうちにしめ縄を今回作るものに替えるほか、ご神体を戻す予定です。