仙台市は青葉区青葉山に整備する複合施設について、14日、市民向けの説明会を開きました。
青葉区で開かれた説明会には、郡市長や市民など約170人が参加しました。
音楽ホールと東日本大震災メモリアル拠点の複合施設は、仙台市が地下鉄国際センター駅北側に整備する予定で、基本設計は大阪・関西万博の大屋根リングを手がけた、藤本壮介さんが担当します。
建築家・藤本壮介さん
「世界的にもホールと震災メモリアルという組み合わせの公共建築は例がない」
建築工事費は当初案よりも200億円多い548億円ほどが見込まれ、14日の説明会では、ホールの規模や費用について質問が相次ぎました。
出席者
「今は548億円だが、あっという間に10億20億30億とあがっていくと思う。それを含めて建設意味があるのか?」
郡市長
「子供たちの教育の現場、福祉的な場、芸術的な見地からも必要な施設。(費用に関して)色々考えながら進めているので理解してほしい」
仙台市は今年度中に最終案を策定し、2031年度の開館を目指しています。