竹あかりで冬の温泉地を彩るイベントが熊本市北区の植木温泉で12日から始まりました。初めての開催ということですが、どんなイベントでしょうか。

【中原 理菜 アナウンサー】
湯けむりを照らす竹あかり、幻想的な光景が広がっています。12日から、熊本市北区の植木温泉、湯の森ホテル前の芝生広場で始まった『Ueki ArtSpa 植木温泉 湯幻灯(ゆうげんとう)2025』の会場からお伝えします。

植木温泉観光旅館組合が初めて企画し、このイベントのために泉源からパイプを通して人工的に湯畑を作っているんです。

そして、竹あかりは組合員などが1つ1つ穴を空けて地元の竹で製作したそうです

なぜ、このようなイベントを企画したのでしょうか?

【植木温泉観光旅館組合 桑野 雅弘 副組合長】
「これまでは各旅館で竹あかりを飾っていましたが、植木温泉地区全体で盛り上げるため開催しました」

新たなにぎわいの創出につながることが期待されています。キッチンカーも出店、温かいグルメもいただくことができます。

そして、温泉を見るだけではありません。泉源から引いた温泉に浸かることができる手湯(てゆ)です。隣には足湯もあります。やっぱり冬は温泉ですね。

『植木温泉湯幻灯2025』は12月21日(日)まで。毎日午後4時から9時までです。入場料は植木温泉観光旅館組合のHPからの事前購入で500円、当日券は800円、中学生以下は無料となっています。

また12月20日(土)には、湯幻灯を含む熊本市北区のスポットを熊本城おもてなし武将隊が案内する日帰りバスツアーも開催されるということです。湯けむりと竹あかりの幻想的な夜をお楽しみください。

テレビ熊本
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