12日午前11時44分に、北海道や青森県などで震度4のやや強い地震が発生しました。
震度4を観測した青森・八戸市から、FNN取材団・林ひなの記者がお伝えします。
8日の夜に八戸市で震度6強を観測した地震により、鉄塔の一部に破損が見つかった市内のNTTの鉄塔近くから、安全を確保してお伝えします。
倒壊の恐れがある高さ70メートルの鉄塔ですが、NTTによりますと、正午ごろに発生した地震による異常は確認されていないということです。
鉄塔が倒壊する恐れがあることから周辺住民へは避難指示が出されているほか、午後3時45分現在も国道45号線では交通規制がされていて、付近では通勤時間帯になると迂回をするために渋滞も発生しています。
また、12日の地震発生当時、八戸市内のショッピングセンターにいましたが、はじめ小さな揺れを感じた後、その後、大きな横揺れが30秒ほど続きました。
ショッピングセンターにいた人の中には、一時外に出て避難している人たちの姿も確認できました。
話を聞いた人からは「グラッとゆれた。夜に地震がきたら怖い」「また地震がきたか」といった不安の声が聞かれました。
市内では、この地震による被害や大きな混乱はありませんが、引き続き強い地震への注意が必要です。