ロシアの侵攻終結に向けた和平案をめぐり、アメリカとウクライナの高官協議が行われ、和平合意の進展には、ロシアの真剣な関与が不可欠との認識で一致しました。

南部フロリダ州で行われた高官協議は、12月2日にモスクワで行われたロシアのプーチン大統領とアメリカのウィトコフ特使と会談を踏まえて行われたもので、アメリカ側からはウィトコフ特使らが、ウクライナ側からはウメロフ国家安全保障・国防会議書記らが出席しました。

アメリカ国務省によりますと両者は、ウクライナの安全の保証や持続的な平和の実現に向けた抑止力の必要性について協議しました。

また、和平合意の進展には、「ロシアが、緊張の緩和や殺りくの停止に向けた措置を含む、長期的な和平に真剣に関与する準備があるかにかかっている」との認識で一致したということです。

両者はさらに「戦争の終結と、停戦および緊張緩和に向けた信頼できる措置がロシアによる新たな侵攻を防ぎ、ウクライナの再建計画の実現に不可欠」との考えを共有しました。

協議は6日も続けられます。

フジテレビ
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国際取材部
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