福岡・朝倉市にある大山祇神社で、顔を白く塗りたくられて喜ぶ人たち。
300年以上前から続くとされる伝統行事「おしろい祭り」です。

“神様は女性である”という言い伝えから、おしろいを顔に塗り合い来年の五穀豊穣(ほうじょう)を願います。

おしろいは、今年とれた新米をすりつぶして水に溶いたものです。
おしろいの付きがいいほど“豊作”といわれるそうです。

“家に帰るまで、おしろいを落としてはいけない”というのが300年以上続く習わし。

参加者たちは真っ白い顔のまま、来年の豊作と健康を願い帰路につきました。