アジア各地を襲った豪雨被害の死者は1500人を超え、被災地では生活物資の不足や感染症の拡大が懸念されています。
インドネシア西部のスマトラ島では先週以降、各地で洪水や土砂崩れが相次ぎ、これまでに811人が死亡し、623人の行方が依然分からないままです。
現地の環境団体は、企業活動による大規模な森林伐採が被害拡大につながった可能性があると指摘しています。
また、同じく豪雨被害にあったタイでは267人が死亡、スリランカでは474人が死亡し、3カ国の死者数は合わせて1500人を超えました。
被災地では家を失った多くの人が避難所に身を寄せていますが、食料や生活必需品が不足しているほか、感染症の拡大も懸念されています。