漁業の担い手不足を解消しようと、富山県が6年ぶりに1日漁業体験を開きました。
県内で漁師を目指す人を対象に行われた漁業体験講習会。
体験をきっかけに人材の確保につなげようと県が開いたもので、コロナ禍を経て6年ぶりに開催されました。
その参加者の多くは神奈川や大阪など県外出身者です。
Q)どちらから参加?
*新潟から参加
「YouTubeを見ていいところだと思い、隣の県だから富山で漁師になれたらと思った」
参加者は28日と29日1泊2日の日程で富山湾の漁業について学ぶ予定で、29日未明には魚津で漁船に乗り、定置網の作業を体験するほか、市場の見学も予定しています。
県内の漁業就業者数は年々減少傾向にあり、5年前の調査と比べ2割あまり減少し、1000人を割り込んでいます。
*県農林水産公社 水産部・担い手課 榊原俊介主任
「少子高齢化で漁業者は減っていくが若い人の力やる気のある県外からの力を、富山県の漁業にいかしていけるように努力していきたい」