タイ南部で発生した大規模な洪水で死者数は145人に上っています。
タイ南部では先週以降、マレーシアとの国境に近いソンクラー県などで大雨による大規模な洪水が起き、タイ政府は28日までに145人が死亡し、350万人以上が被災したと発表しました。
水はひき始めているものの、広範囲にわたり停電していて、孤立状態となっている地域では救助活動が続いています。
一方、多くの住民が避難所に身を寄せる中、無人になったコンビニ店などで窃盗事件が発生しているほか、線路に立ち往生した貨物列車から人々が物資を持ち去るなど、現地では混乱が続いています。