八代市議会は28日開会した定例議会で金子 昌平 議員に対する議員辞職勧告決議案を賛成多数で可決しました。
金子市議は去年夏、酒の席で市民をビール瓶で殴ってけがを負わせたとされています。
28日の市議会冒頭、議員12人が「けがを負わせたにも関わらず自らの言葉での説明がなく公人としての責任を果たしていない」として議員辞職勧告決議案を提出。採決の結果、決議案は賛成多数で可決されました。
辞職勧告決議に法的拘束力はなく議会終了後、金子市議は議員辞職しない意向を示しました。
この問題をめぐっては市の政治倫理条例に違反しているかどうか、市の審査会が審議を行っていて、このなかで金子市議は「けがをさせたのは事実だが偶発的に起きたことで、当事者間で円満に解決している」などと説明していました。