愛知県の施設で木製の遊具が壊れて男性がケガをした事故を受け、緊急点検の結果、新たに17の遊具に劣化の疑いがあることがわかりました。
今月8日、弥富市の「海南こどもの国」を子供と訪れていた30代の男性が、木製の遊具に足をかけたところ、突然はしごが外れておよそ1.5m下まで転落し、捻挫や打撲などのケガをしました。
はしごを固定するボルトが老朽化していたことが原因とみられています。
県の子供向け施設として、「海南こどもの国」のほか、長久手市の「児童総合センター」、西尾市の「愛知こどもの国」の木製の遊具を緊急点検したところ、3つの施設の合わせて17の遊具で、ボルトのサビなど劣化が疑われる箇所が見つかりました。
県は遊具を使用禁止として、来年3月までをめどに専門業者による点検を進める方針です。