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プレスリリース配信元:小林製薬株式会社
カサカサシーズン到来!冬に約8割が感じる“指先荒れ問題”を深堀り!“指先の身だしなみ”が人の印象に影響を与えることが判明!
小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:豊田 賀一)は、爪まわりなどのガチガチ荒れ治療薬「チュメキュア」を2025年9月より全国で販売しています。そこで、乾燥により手・指先の荒れが気になる冬に向けて、全国の20~69歳男女1万人に「手・指先のケアに関する意識調査」を実施しました。

本調査によると、冬場は約8割の人が手・指先の荒れに悩む季節であることが判明しました。また、指先の荒れ・意識については、年代間・性別間でギャップもあることが分かりました。
皮膚科医の田尻友恵先生によると、「新型コロナウイルスの影響で手洗い・消毒の意識が高まった結果、近年、手や指先荒れの患者が増加傾向にある」とのことです。さらに、手・指先の皮膚が荒れていると外部からの刺激に対するバリア機能が低下し、様々なトラブルを引き起こすリスクが高まるため「皮膚が乾燥して荒れやすい冬こそ手・指先荒れ対策は重要」だといいます。
本調査にて、多くの方が爪周りの角質荒れを感じて対策したにも関わらず改善しなかった“治し方迷子”であったことから、田尻先生におすすめの指先ケア方法や指先まわりのトラブル対策法についてもご紹介いただきます。
<調査結果>
1.他人の指先で気になるところは、男女ともに「皮膚の荒れ」が最多 指先の印象はその人の印象にも関わる「指先の身だしなみ」が重要!他人の指先で気になるところとして挙げられた中では、爪のデザイン性や形、ツヤ、長さなどの要素ではなく「皮膚の荒れ」が男女共に最も多い結果となりました。女性はジェルネイルやマニキュアなどでデザイン性等を求める人が一定層いるものの、皮膚の荒れに関しては多くの人が関心を持っていることが分かりました。
また、指先の印象がポジティブな場合、その人の印象にプラスの影響があると回答したのは約6割に上りました。一方で、清潔感がないと感じてしまうパーツとして、「指先(爪の長さ・荒れ・汚れなど)」と回答した人が45.2%であったことから、指先は人からの印象にプラスにもマイナスにも働くことが分かりました。

2.1年以内に感じた手荒れ症状は、「爪まわりの角質荒れ」が最多で31.8% ハンドクリームを使っていても指先のケア方法に満足していない“治し方迷子”は過半数に上る
1年以内に感じた手荒れ症状のうち、『爪まわりの角質荒れ』が最多の31.8%を占めました。特に女性の症状経験率が高く、20代・30代の女性は約37%、40代女性は45.5%、50代女性は41.8%となり、各年代の男性(20%台)と比較すると女性の多くが症状を経験していることが分かりました。しかし、爪まわりの角質荒れを経験していても、角質荒れが起きた時に対策するのは全体の約半数(50.2%)に留まりました。また、ハンドクリームでケアしても自分の指先のケアに満足していない“治し方迷子”は過半数(50.5%)存在することが判明しました。


3.乾燥で指先がピンチ…!冬は指先荒れの悩みが増える時期
冬は指先の荒れが気になる人が80.4%と最多になりました。特に、40代女性は90.0%、50代女性は96.0%と9割超が冬に指先荒れの悩みを抱えていることが判明しました。冬以外の季節でも、春31.0%、夏25.6%、秋44.0%となり、どの季節も指先荒れに悩んでいる人が一定層存在することが見て取れます。

皮膚科医の田尻先生によると、調査結果の通り冬の40代・50代の女性の指先には大きな負荷がかかりやすい環境だと述べています。
【POINT1】冬に指先荒れが「最多」になる理由
1.空気の極度の乾燥
冬は外気の湿度が低く、皮膚からの水分蒸発が加速します。また、暖房器具の使用により室内の空気も乾燥します。
2.冷えによる血行不良
寒さで血管が収縮すると、指先までの血液循環が悪くなり、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が鈍化します。これにより、皮膚のバリア機能がさらに低下し、荒れやすくなります。
【POINT2】40代・50代女性の多くが指先荒れに悩む理由
1.女性ホルモンの減少による影響
この年代の女性は、更年期を迎え、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少します。エストロゲンは、肌のコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促し、水分保持をサポートする重要な役割を担っています。
エストロゲンの低下により、真皮のコラーゲンの合成力が衰えます。コラーゲンは皮膚のハリや弾力を保つだけでなく、皮膚全体を支える役割も担っているため、減少すると皮膚が薄くなり、外からの刺激に対して弱くなります。研究では、60代までにコラーゲン量が20代の半分になるというデータもあります。
また、コラーゲンなどの減少は、皮膚自らが作り出す保湿成分の力も弱め、肌の水分量・皮脂量が大きく減少し、乾燥が進行します。このバリア機能の低下した皮膚は、外部刺激(洗剤、水、乾燥など)に対して非常に敏感になります。
2.日常生活における指先への負担
この年代の女性は、水仕事や家事、また職種によっては紙幣や段ボールを扱う機会が多いなど、指先に物理的・化学的な刺激が加わりやすい傾向にあります。
刺激の強い家庭用洗剤や水・お湯に触れる機会が多いと、皮膚の皮脂膜や角質細胞間脂質が洗い流され、バリア機能が低下し、炎症(湿疹)を起こしやすくなります。熱いお湯は特に皮脂を奪いやすいため注意が必要です。主婦手湿疹(進行性指掌角皮症)とも言われます。
また、乾燥して硬くなった皮膚に摩擦刺激が加わることで、ひび割れやあかぎれへと進行しやすくなります。
4.指先のケアにハンドクリームを使用するのは約6割、「医薬品」を使用するのは2割程度と低い傾向
手のひらや甲の手荒れの原因は、上位から「乾燥(65.6%)」、「水仕事(53.0%)」、「加齢(43.2%)」という結果になりました。男女別で見ると「水仕事」は男性39.6%、女性66.4%と、原因によっては性別で大きく差が開くものもありました。同じく手のひらや甲をケアするタイミングについては、上位から「皮膚のカサつきを感じたら(62.6%)」、「症状がなくてもケア(33.4%)」、「皮膚が硬くなってきていると感じたら(25.2%)」、「ひび・あかぎれなどで痛みがでたら(23.7%)」という順に。男女別でみると、女性は予防的に、男性は支障が生じたらケアする傾向にあることが判明しました。
また、爪まわりなどの指先のケアには約6割がハンドクリームを導入。その中でも配合成分を気にすると回答したのは約半数(52.5%)であった一方で、「医薬品」を使ってケアする人は2割程度に留まりました。


集計対象数:全国の20~69歳男女1万人
調査手法:インターネット調査
調査期間:2025年9月12日~18日
調査機関:Freeasy
【お願い】調査結果を引用いただく際は『小林製薬「チュメキュア」調べ』を引用元として記載ください。
<皮膚科医・田尻友恵先生 直伝!冬にこそ実践したい指先ケア方法>
皮膚科医の田尻先生によると、指先荒れを根本から解決するには、単に水分を補うだけでなく、硬くなった角質層を分解し、炎症を鎮め、皮膚の土台を再構築するという多角的なアプローチが必要だと述べます。調査結果の指先荒れ悩みの状況を踏まえ、田尻先生直伝の「冬にこそ実践したい指先ケア方法」をご紹介します。ステップ1 硬質化した角質を「軟化・分解」する
爪まわりがガチガチになるのは、皮膚のバリア機能が低下し、乾燥と刺激から身を守ろうと角質を厚くしているためです。これらは、通常の保湿剤では崩せません。市販で手に入るアイテムでも対処ができるため、以降ご紹介する“成分”にも注目して選んでみてください。
1.高濃度尿素製剤のピンポイント使用
尿素には、硬くなったタンパク質(角質)を溶かす角質溶解作用と、水分を強力に引きつけて保持する保湿作用があります。このダブル効果で、硬い角質を柔軟にし、ひび割れのリスクを大幅に下げます。
尿素クリームは、手のひら全体ではなく、爪の生え際、爪の両脇の硬い部分、関節のシワなど、特に硬くなっている部分にのみ少量を塗布します。皮膚が柔らかくなる入浴後が最適です。
2.角質ケアの選択肢としてのサリチル酸やヘパリン類似物質の活用
尿素が刺激に感じる場合は、マイルドな角質ケア成分であるサリチル酸配合製剤や、血行促進作用を持つヘパリン類似物質を試すのも有効です。これらは皮膚の修復を助け、硬化を防ぐサポートをします。
ステップ2 皮膚のバリア機能を「徹底的に保護」する習慣作り
荒れた指先を外部刺激から守り、修復を促す「保護」が最重要です。
1. [昼] 水分喪失を防ぐ「30秒ルール」
・手の洗い方
熱いお湯は皮脂を奪うため、ぬるま湯を使い、低刺激性のハンドソープで優しく洗いましょう。タオルで拭く際もゴシゴシ擦らず、優しく水分を吸い取るようにします。
・即時保湿
手洗い、水仕事、アルコール消毒の後は、30秒以内に保湿剤を塗り直すことを鉄則としてください。皮膚の水分が蒸発しきる前に油分で蓋をすることが、乾燥を防ぐカギです。
2. [夜] 皮膚を密閉修復する就寝前ケア
ステップ1で硬い部分をケアし、手に保湿成分(ヒアルロン酸やセラミド配合のハンドクリーム)を塗布した後、その上から純度の高いワセリンを指一本一本にたっぷり塗り込み、綿の手袋をして寝てください。ワセリンは水分を閉じ込める力(エモリエント効果)が非常に強く、一晩かけて集中的に皮膚を修復し、翌朝の指先のしっとり感が格段に向上します。
ステップ3 医学的介入を検討する「5~6日ルール」
赤みやかゆみ、痛みが伴う手荒れは、もはや「乾燥」ではなく「炎症」という治療対象です。この見極めが慢性化を防ぐ最重要ポイントです。
1.小さな炎症
赤み、かゆみ、小さなブツブツ(水泡)、腫れがある場合は、皮膚内で炎症が起きています。これは皮膚のバリア機能が崩壊し、異物(洗剤など)が侵入している状態です。この部分に保湿剤を塗り続けても改善しません。必ず抗炎症成分であるステロイド外用薬(市販薬または処方薬)を使用し、炎症を速やかに鎮静化させてください。
2.深い亀裂
「あかぎれ」・「ひび割れ」など、亀裂が深く、出血や痛みが伴う場合は、傷口を保護し治癒を促進するモイストヒーリング(湿潤療法)タイプの絆創膏や、液体の被覆材(液体絆創膏)を活用して、傷口を外気や水から保護し、治癒環境を整えることを優先します。
上記の症状で市販の医薬品や保湿剤で5~6日ケアしても改善しない、または症状が悪化する場合は、皮膚科専門医を受診が必要。自己判断で症状を悪化させる前に、皮膚の状態(例:かぶれ、細菌感染の有無)に合わせた専門的な治療を受けることが、最も早く治す方法です。
冬の指先ケアは、「硬いところは溶かし、荒れているところは治し、全体を保護する」という皮膚の構造に基づいた戦略的なアプローチが鍵となります。

皮膚科医 田尻友恵 先生2012年に北里大学を卒業後、東京医科歯科大学病院に入局。その後、慈恵医科大学や都内クリニックにて、皮膚科、一般内科、アレルギー科、ペインクリニック科、美容皮膚科と幅広い分野で研鑽を積んでまいりました。
これらの経験を活かし、2022年7月に錦糸町皮膚科内科クリニックを開院。皮膚のトラブルだけでなく、内科的疾患も見逃さないプライマリーケアを重視し、地域の皆様の健康をサポートしています。
保険診療から、シミ・ニキビあと・赤ら顔などに対するカスタマイズ美肌治療(各種レーザー)、そして自宅でできる予防法やドクターズコスメの提案まで、幅広い治療を提供することで、患者様一人ひとりに合わせた最良のケアを目指します。
※当社から田尻先生に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています。
<製品情報>

■開発秘話・製品のこだわり
爪まわりなどの白く硬い角質をやわらかくし、血行を促してキレイに治す医薬品である「チュメキュア」は、現在の姿に完成するまで、約7年を要した思い入れの深い製品です。開発の大きなきっかけとなったのは、アイデア会議での「爪まわりが硬くガチガチになる」という何気ない会話でした。指先の荒れは細かい部位であるものの悩む方は多く、SNSなどでも「ハンドクリームで治らない」「切ってもまた硬くなる」といった、多くのお困りの声が寄せられていました。そこで私たちは、単に保湿するだけでなく、爪まわりの固くなった角質をやわらかくし、キレイに治すことに特化した治療薬が必要だと考え、「爪まわりのための治療薬」という新しい選択肢として本製品を開発しました。
■爪まわりなどのガチガチ荒れ治療薬「チュメキュア」概要

1.3つの有効成分で爪まわりのガチガチ荒れをキレイに治す
20%配合の尿素のチカラで爪まわりの固くなった角質を柔らかくし、除去をしながら水分を保持します。加えて、皮膚の炎症を抑えるグリチルリチン酸一アンモニウム、血行促進と皮膚の代謝を助けるトコフェロール酢酸エステルの3つの有効成分をバランスよく配合しました。爪まわり特有の症状に特化したケアができます。
2.ピンポイントに塗りやすい、先細チューブ
チューブの先端は、先細で患部にピンポイントに塗りやすい形状です。爪まわり以外にはみ出しにくく、塗布した直後から指先を使用することができます。リップクリームサイズでポーチに入れやすく、いつでも手軽に使用できます。(幅約2cm×長さ約10cm)


3.爪まわりにも塗りやすい先細チューブのクリーム剤
爪まわりにも塗りやすいクリーム剤です。爪まわりにしっかり塗り込むクリーム材タイプで、角質を柔らかくしながら血流を改善し、治療を助けてくれます。ベタつかないサラッとした使い心地です。
製品名:チュメキュア (販売名:チュメキュア)
リスク区分:第三類医薬品
効能効果:手指のあれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、老人の乾皮症、さめ肌
メーカー希望小売価格:1,000円 5g
<お客様 お問い合わせ先>
小林製薬株式会社 お客様相談室 TEL:0120-5884-01
URL:https://www.kobayashi.co.jp/
(受付時間9:00~17:00土・日・祝日を除く)
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