能登半島地震で被害を受けて公費解体される富山県氷見市の商店街のビルの跡地について、住民たちが活用方針をまとめました。
公費解体されるのは、氷見市中央町にある長屋式に連なった商店街のビルです。
築およそ60年のビル2棟で16世帯が入居しています。
去年の能登半島地震により、壁のいたるところにひび割れができるなどし、およそ3200平方メートルのエリアが解体されることになってます。
23日に開かれた中央町復興まちづくり会議には、入居する商店街の関係者や市民などが参加し、これまでの話し合いでまとめられた復興ビジョンが示され、まちづくりの方針として「にぎわいと出会いのあるまち」「挑戦を後押しし見守るまち」など
5つのテーマを掲げました。
これに対し参加者は「人が集まる場所を創っていきたい」ユニークな取り組みで人を呼び込んでいきたい」といった意見が出され、来年度にはこのテーマに沿って具体的な計画が立てられます。