25日午後6時1分ごろ、熊本・阿蘇地方を震源とする強い地震がありました。
震源の深さは約10km、地震の規模を示すマグニチュードは5.7と推定されます。
今の状況について熊本市のテレビ熊本本社から、西村勇気キャスターが中継でお伝えします。
最大震度5強を観測した熊本県内。ここは熊本県北部のテレビ熊本前です。
私はこのあと午後8時55分のニュースに出すためのVTRを当時、編集していました。
まず携帯が鳴り響くと同時に、下からドンと突き上げるような揺れがきました。
そのあと、20秒ほどかなり横にゆさゆさと揺らされるような揺れが襲ってきました。
ただ、阪神・淡路大震災を私は経験したんですが、その時や熊本地震ほどの揺れではありませんでした。
ただ一方で県内で自治体の職員によりますと、物が散乱した自治体もあったそうです。
そして当時、天気のリハーサルを行っていたカメラマンによりますと、私の後ろにある木が横にゆさゆさと揺れるのが確認できたということです。
ですから、かなり横揺れが長い時間続いたということになります。
そして震度5強を県内で観測したのは2019年の1月3日、和水町以来ということです。
また、落石が起きているという情報も入ってきました。
--停電やライフライン、水道の状況はどうでしょうか。
各自治体に今問い合わせているところですが、自治体も情報収集に努めている状況です。
ただ最新情報が入ってきまして、産山村役場によりますと熊本県内の県道40号で落石が発生しているということです。
現時点でけが人の情報はないということです。