25日朝、秋田市八橋の住宅街でクマが相次いで目撃され、住宅の敷地に1頭がとどまりました。クマは約4時間後に緊急銃猟で駆除されました。

ブロック塀から顔をのぞかせる1頭のクマ。周囲をうかがいながらゆっくりと動いています。

25日午前8時45分ごろ、秋田市八橋本町の住宅の敷地で体長約1メートルのクマ1頭が目撃され、その場にとどまりました。

市の職員や警察が駆け付け、にらみ合いが続きましたが…。

山崎友海也アナウンサー:
「午後0時50分、おそらくクマが捕獲されたようです。今トラックが現場から離れて行きます」

秋田市は緊急銃猟を実施し、午後0時半ごろにクマが駆除されました。周辺に住宅が立ち並んでいることから、麻酔銃と電気ショックを使用したということです。

クマがとどまった住宅に住む男性は、隣の家の人から電話で「近くにクマがいる」と聞き、窓の外を見ると庭にクマがいたということです。

クマがとどまった家の住人:
「ブロックの塀を乗り越えた。1メートルから1メートル30センチ以上あるか、結構大きかった。びっくりした。まさかと思った。やはり顔、顔を見れば怖い。あれに襲われたら大変」

八橋地区や隣接する山王地区では25日朝、クマの目撃情報が相次いで寄せられていましたが、駆除されたクマと同じ個体かは分かっていません。

秋田テレビ
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