公明党の斉藤代表は25日、政府が非核三原則を見直す可能性に含みを持たせているとして「非核三原則の堅持は、しっかり行っていかなければいけない」と強調した。
公明党は13日、非核三原則に関する質問主意書を政府に提出し、政府からの答弁書には「現段階で政府としては非核三原則を政策上の方針として、堅持している。戦略三文書の見直しについては、指示をしたところでこれから作業が始まる」と記されていた。
斉藤代表は、「『これから作業が始まります』というふうに書き加えられて、 今後の見直しに含みを持たせた答弁だ」と指摘した上で、「唯一の戦争被爆国である日本が非核三原則を揺るがせにしたら核廃絶は遠のく。非核三原則の堅持は、しっかり行っていかなければいけない。党首討論で高市総理に質していきたい」と強調し、26日に開催される党首討論で、高市首相に直接説明を求める考えを示した。
(フジテレビ政治部)