東京デフリンピック・卓球の女子団体で、日本が銀メダルを獲得しました。
島根県益田市の明誠高校2年の山田萌心選手が、チームのエースとして大きく貢献しました。
卓球の女子団体で日本は、中国、ポーランドとの予選リーグ上位3か国による決勝リーグに進出し、すでにメダルが確定。
その決勝リーグでは初戦のポーランド戦に勝ち、中国との金メダルをかけた戦いに臨みました。
この大一番で山田選手は、第1試合でスン・ボヤオ選手と対戦。
シングルスと女子ダブルスの金メダリストを相手に第1、第2ゲームを落とします。
劣勢の山田選手に会場からは“萌心コール”!
これに応えるように第3、第4ゲームを取り返し、最終ゲームに持ち込みました。
ここでもスン選手にリードを許す展開でしたが、必死に食らいつきます。
しかしゲームカウント2対3で第1試合を落としました。
日本は残る2人の選手も勝利を挙げることができず、0-3で中国に敗れ銀メダル。
ただ2大会連続の銀メダル獲得に山田選手も大きく貢献しました。