来春卒業する高校生の、2025年9月末時点の就職内定率は68.2%と、過去10年間で2番目に高いことが労働局の調査でわかった。
山形労働局によると、2026年春に卒業する県内の高校生向けの「求人数」は5425人で、2024年の同じ時期と比べて3.4%減少した。
一方、「求職者数」は1806人で、2024年の同じ時期と比べて0.5%増えている。
「求人倍率」は4.01倍で、2024年の同じ時期と比べて0.03ポイント低下した。
これは求人数の減少に伴って、求職者1人当たりの求人の数が減少したことを意味している。
また2025年9月末時点の「全体の就職内定率」は68.2%と、2024年の同じ時期と比べて1.1ポイント上昇した。
これは過去10年間で、2022年に次いで2番目に高い数字となった。
2025年は「就職内定者数」のうち「県内」が2024年と比べて1.4%減少した一方、「県外」が2024年と比べて14.1%増えていて、高校生にとっては選択の幅が広がったとみられている。