ロシアによるウクライナ侵攻終結に向け、アメリカとウクライナが19項目からなる修正和平案をまとめたとイギリスメディアが報じました。

アメリカ側が当初提示した28項目の和平案は“ロシア寄り”と指摘されていましたが、フィナンシャル・タイムズによりますと、ウクライナ側との協議を受けて和平案は大幅に修正され、19項目に絞り込まれました。

協議の中でアメリカ側は、当初の案にあったウクライナ軍の兵力を60万人に制限するとした項目の削除に前向きな姿勢を示したとしています。

ただ領土の割譲などについては、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の政治判断に委ねる内容だということです。

協議を受けてゼレンスキー氏は24日、「戦争終結のために必要な手順のリストが実行可能な形に近づきつつある」との認識を示し、「センシティブな内容は私がトランプ大統領と直接話し合う」と述べました。

フジテレビ
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国際取材部
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