24日に沖縄県内で起きた水道管の破損により、一部の地域では断水が続いていて、25日午前11時35分現在も影響が出ています。
沖縄本島北部でダムと浄水場を結ぶ水道管が破損し、大規模な漏水が発生。
24日夜から那覇市や浦添市などの一部地域や、糸満市や南城市の全域で断水となっています。
那覇市内では、4カ所に給水所を設置しました。
水を求める市民からは「(断水が)急にきたのでビックリして、まだ赤ちゃんなのでお水が必要」という声が聞かれました。
断水の影響で、那覇空港では25日朝から飲食店が営業を取りやめているほか、一部の小中学校では給食の提供が難しく、下校時間を早めています。
沖縄県によりますと、25日午前4時には浄水場からの送水を再開したということですが、各自治体では水の濁りなどを確認した上で家庭への給水を再開するとしていて、一部の地域では影響が長引く見通しです。