サッカーJ3のテゲバジャーロ宮崎です。
先週、J2昇格プレーオフ進出が決まりました。
ここまでリーグ5位のテゲバジャーロは、プレーオフをホームで優位に戦うためリーグ戦4位以内を目指しています。
38試合のリーグ戦も残り2試合、テゲバジャーロは23日ホーム最終戦でFC岐阜と対戦しました。
(サポーター)
「JFLのときからずっと応援しているが強くなっている。最高のチーム。昇格します」
(サポーター)
「エースの橋本選手にゴールを決めてほしい」
(サポーター)
「宮崎県みんなで力をあわせて勝ちたい。VAMOSテゲバ!」
(藤松舞アナウンサー)
「ホームで最後のリーグ戦。各地から集まったサポーターが選手を後押しします。勝って昇格プレーオフに弾みをつけることはできるのでしょうか」
今シーズン23ゴールをあげ、得点ランキングトップの橋本。
なんとしても勝利を挙げ、サポーターの期待に応えたいと試合に臨みました。
前半10分。
このロングパスが通ってチャンスが生まれます。
スピードに乗って一気にゴール前へ・・。
混戦から最後は橋本。
(橋本啓吾選手)
「こぼれてくるだろうなという位置にポジションをとれていたので、しっかりと反応できました」
テゲバジャーロが先制します。
その2分後。
今度は奥村のミドルシュート。
ここは枠を捉え切れませんが、積極的にゴールを狙います。
しかし、相手へのプレッシャーが甘くなった前半終了間際でした。
簡単にクロスをあげられ同点とされます。
それでも後半、テゲバジャーロは持ち前の勝負強さを発揮。
相手の背後のスペースを狙う作戦が的中しました。
後半9分。
抜け出した吉澤から松本雄真。
さらに、その7分後。
ロングボールを吉澤がおさめると・・・。
決めたのは橋本でした。
息の合った連携で、これが決勝点に。
テゲバジャーロはエース・橋本の2ゴールの活躍で、貴重な勝ち点3を挙げ、サポーターに勝利を届けました。
(大熊裕司監督)
「(後半)しっかりと気持ちを切り替えてもう一度我々の方に流れを引き寄せるメンタリティとそのプレーを表現できたところは非常に成長を感じる」
(橋本啓吾選手)
「自分の得点でチームを勝たせることができたのはうれしく思う。本当に勢いがあるし、強いチームになってきていると思うので、勝ち続けてJ2昇格してみんなで喜びたい」
この1年間積上げてきたものが発揮されて、テゲバジャーロの調子の良さが感じられましたし、選手も「この一勝はすごく大きい」と喜びを語っていました。
では順位表を見ていきましょう。
テゲバジャーロは、勝ち点3を加え、順位をひとつ上げて4位となっています。
そして11月23日のホーム最終戦では、試合後にセレモニーが行われました。
(大熊裕司監督)
「我々の目的は昇格です。力をください。みなさんで一緒にJ2に行きましょう。応援よろしくお願いします」
”共にJ2へ”。
選手とサポーターが心をひとつに決意を新たにしていました。
昇格に向けてまずは今度の土曜日にリーグ戦最後の試合です。
アウェーで、10位の福島ユナイテッドと対戦します。