東よか干潟のラムサール条約登録10周年を記念し、地域の自然の価値を見つめなおしてもらおうというイベントが佐賀市で開かれました。
ステージに登壇したのはさかなクンです。
このイベントは佐賀市東与賀町にある東よか干潟のラムサール条約登録10周年を記念し、環境保全団体WWFジャパンなどが農業と環境保全をテーマに開いたもので、きょうは佐賀市東与賀町を中心におよそ250人が参加しました。
【WWFジャパン顧問・親善大使さかなクン】
「タナゴという魚はまさに田んぼに暮らす小魚、田んぼの近くにいる小魚だよという意味で」
東与賀の田んぼやクリークにはニッポンバラタナゴやカワバタモロコといった絶滅危惧種で希少な淡水魚が生息しています。
参加者は地域の人たちのコメ作りも豊かな生物多様性を育んでいる一つであることを学んでいました。
【参加者】
「身近で知っているつもりでも知らないこともあると思った。
【参加者】
「こんな(希少な)魚までいるんだと今回初めて知られて、勉強になった。守っていきたい」
また東与賀の田んぼやクリークに生息している淡水魚などに色を塗るワークショップも行われ、参加者はさかなクンと触れ合いながら地域の誇りを感じていました。
【参加者】
「楽しかった。絵を描いたのが楽しかった」4歳「クレヨン(で描くの)が楽しかった」
【WWFジャパン顧問・親善大使さかなクン】
「東与賀の皆さんの魚や大自然が好きな気持ちがギョギョっと伝わってきて、自分も負けないぞと。(東与賀には)尊い生き物が実は身近にたくさんいるということを、これは自分の地元の大切な宝物なんだと誇りを持っていただきたい」