2025年最後の3連休は各地で人、人、人の大混雑となりました。

紅葉の名所でのモミジ狩りや各種のイベントを多くの人が満喫しました。

真っ赤に色づくモミジなどの眺めが楽しめる紅葉スポット、静岡・伊豆市の修善寺。
訪れた観光客は黄色やオレンジに染まった木々の下を散策しながら、絶景にカメラを向けていました。

晴天に恵まれ雪化粧した富士山とモミジの絶景コラボレーションも見られました。

同じく、大勢の観光客でにぎわっていたのは石川・金沢市の兼六園。
紅葉が見ごろを迎えています。

特に多く目についたのが外国人観光客。
庭園で写真を撮ったり、色づいた木々や雪つりを眺めたりしながら日本の秋の風情を楽しんでいました。

園内にある茶店が期待していたのは3連休ならではのにぎわいです。

寄観亭・白崎由信支配人:
お客さんは結構来るんじゃないのかなと思ってます。来ていただいて休憩していただいて、楽しんで帰っていただくというような感じですね。

紅葉の見ごろは四国地方でもスタート。

愛媛・松山市の松山城で赤く色づいたモミジの下、たたずむ着物姿の女性。

照れ笑いを浮かべながらの記念撮影の他、結婚式の前撮り写真撮影など多くの人がこの時期だけの眺めと写真に納まっていました。

一方、宮崎市内で開催されたのは日本初となるスナック・フェスです。

スナックの聖地とされる宮崎市の歓楽街「ニシタチ」には500メートルほどの通りに、約800軒ものスナックがひしめいているといいます。

それらの店の個性豊かなママやマスターたちが集結しました。

訪れた人からは「普段(スナックに)ふれない人たちも多分いると思うので、これはこれでいいんじゃないかなと思います」「いろんな人が来て交流できるし、知らない人とも友だちになれるかなと。そういうときに、また夜行ったときに『おう』みたいな。そういう感じになれる」といった声が聞かれました。

2025年最後の3連休。
関東各地の行楽地は大にぎわいでした。

神奈川・藤沢市にある江の島に向かう道も人でぎっしり。
展望台にも多くの人の姿がありました。

この3連休、最もにぎわっていたのがモミジ狩りに沸く箱根。
大涌谷に向かう道は大渋滞でした。

赤く色づく木々や、池の落ち葉。
紅葉の時期を迎えたさいたま市の神社、夕方には午後5時過ぎの大行列。
お楽しみはその先にありました。

来場者が並んでいたのはさいたま市にあるパワースポット、武蔵一宮氷川神社の境内です。

さいたま市観光国際課・秋場大我さん:
氷川神社で初のプロジェクションマッピングの実施。無料でご来場いただけます。

近くにある大宮盆栽村100周年をテーマにした映像などを、楼門に投影。

参拝前に7分間の映像が楽しめるこのイベントの開催は24日までです。

今、関東の各地で紅葉が見ごろとなる中、特に人気となっているのが日没後のライトアップ。
神奈川・鎌倉市にある紅葉の名所・長谷寺も多くの人でごった返していました。

夜空に浮かび上がる鮮やかな紅葉に、訪れた人は大満足の様子でした。

見ごろのピークとなれば、ライトアップに照らし出された木々が夜空に浮かび上がります。

赤や黄色に色づいた葉がより鮮やかに映るのも夜のモミジ狩りの醍醐味です。

鎌倉・長谷寺の紅葉ライトアップ、今週末が一番の見ごろだということです。