沖縄市で保護された野生のコガモからA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認され、県が高病原性かどうかを調べています。
県自然保護課によりますとおととい沖縄市で保護されたコガモ1羽を検査した結果A型鳥インフルエンザウイルスが確認されたということです。
死亡率の高い高病原性ウイルスかどうかについては国立環境研究所で検査し、結果の判明には数日かかる見込みです。
高病原性だった場合県内での確認は2022年以来2例目で、野鳥では県内で初めてとなります。
県はコガモが発見された場所から半径10キロメートル圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し、衰弱している鳥などを早期に発見して簡易検査を行うことにしています。
また、「感染した鳥との濃密な接触などを除き通常人には感染しないと考えられている」として冷静な行動を呼びかけています。