天皇皇后両陛下の長女・愛子さまはラオスへの公式訪問を終え、帰国されました。
同行取材したフジテレビ社会部・宮崎千歳記者の報告です。
初めて臨まれた国際親善の旅。
国家主席を始めとする要人に両陛下からのメッセージを伝える役割を果たしたほか、予定になかった記念撮影に応じたり、スピーチが長いと気づき、読むスピードを途中から速めたりするなど、どんな状況にも柔軟に対応されました。
行く先々で笑顔の輪が広がる様子は、両陛下の外国訪問とも重なりました。
また、贈られた民族衣装をラオスにとって大切な場所で着用することで、現地の人たちが喜び、愛子さま自身も「人々の心を身近に感じることができてうれしい」と心の距離が近づいた手応えを感じられていました。
愛子さまは「私も、父を始め、皇室の方々の歩みを受け継ぎ、日本とラオスとの懸け橋の一端を担うことができれば幸いに存じます。どうもありがとうございました。乾杯いたしましょう」と述べられました。
陛下の思い出の地で踏み出された国際親善の旅の第一歩は、相手の国の文化を尊重し、心を通い合わせるものとなりました。