アフリカの鉱山で発生した大規模な崩落事故。
映像では、山肌からえぐりとられるように大量の土砂が崩れ落ちる様子が確認できます。
事故が起きたのは、アフリカ大陸中央部・コンゴ民主共和国の南東部にあるコバルトなどを採掘する鉱山です。
15日、山肌が一気に崩れ落ち、辺りは一瞬にして土ぼこりに覆われました。
映像には、現場にいた大勢の人々が逃げ惑う様子も収められています。
現地の報道によると、この崩落により少なくとも49人が犠牲になり、多数の負傷者が病院に搬送されたということです。
州政府は、大雨で崩落の危険性があり敷地内への立ち入りが禁止されていたが、作業員が違法に鉱山に入ったと説明。
また、地元メディアは「警備にあたっていた兵士が発砲したことから侵入者たちがパニックになり、仮設の橋に集まったため、重みに耐えられず崩落した」と報じています。
コンゴ民主共和国では、この崩落事故のわずか2日後、航空機の炎上事故が発生しました。
撮影者が降りると、炎に包まれ黒煙が上がっていました。
乗っていたのは鉱山担当大臣と代表団。
崩落事故について調査するため現地の空港に着陸した際、機体が滑走路を外れ炎上しました。
大臣ら搭乗者は外に避難し、けが人は出なかったということです。