国連の安全保障理事会は、アメリカのトランプ大統領によるパレスチナ自治区ガザの和平計画を支持する決議案を採択しました。

決議案はトランプ大統領が示した20項目の和平計画の全面的な履行を求めるもので、ガザを統治する国際機関「平和評議会」の創設のほか、治安維持や境界の警備にあたる国際安定化部隊をガザに設置し少なくとも2027年末まで活動することなどが明記されています。

17日に行われた採決では棄権したロシアと中国を除く13カ国が賛成し採択されました。

採択を受けトランプ大統領は自身のSNSで「国連史上最も重要な採択の一つとして歴史に刻まれる」と歓迎したうえで、今後数週間のうちに平和評議会のメンバーなど和平計画についてさらなる発表を行うと明らかにしました。

(フジテレビ国際取材部)

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