広島県は今年、県内に住む20代~30代の独身の男女を対象に、「結婚に対する意識」について調査しました。
その調査結果によると、約7割の人が「結婚したい」と回答しました。一方で、そのうちの約3割の人が「実現が難しい」と感じているとの結果が出ました。
生き方が多様化する時代、街の若者は結婚に対して、どのようなイメージを持っているのでしょうか。
【大学1年生 女性】
Q結婚したい?
「したいと思う」
「子どもが好きなので結婚したいが、1人の時間が欲しいタイプで、(結婚となると)ずっと相手と一緒にいるから、やっていけるのかなという不安はある」
Q何歳までに結婚したい?
「20代後半。今大学に行っているので、自分のやりたいことをやって、自分のやりたい仕事に就いてから結婚したい」
【36歳 男性 独身】
Q結婚への意向は?
「全然考えていない。イチャイチャしすぎないぐらいの方が長続きすると聞く。距離を縮まず、届かずみたいな」
Q程よい距離感?
「そうです。気が合わなかったり、思っている人と違ったりすると失敗に終わる。身近な知り合いと一緒にいる方が楽しい」
【高校3年生 男性】
「結婚早くしたい」
Q何歳で?
「21歳くらいで。来年から社会人になるので、お金貯めて結婚したい」
Q結婚は難しいと思わない?
「難しいとは思う。お金貯めたりと簡単にはできない。その部分が難しいと思う」
Qどうやって乗り越える?
「頑張ります、自分の力で」
【20歳 女性】
Q出会いは?
「圧倒的にSNSじゃないか。マッチングアプリはどんな人がいるか分からないというのもある。遊ぶにはちょうどいいけど付き合うとなれば一歩引いてしまう。周りの子たちは結婚しなくても生きていけるとか、結婚と言っても籍を入れる正式な結婚と、(籍を入れない)事実婚もあるし、同性愛もお互いが結婚しようと思えれば結婚になるから、結婚の準備をするときも楽しかったなと言える関係が、一番いいなと思う」